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経済学のおさらい(上) 

新古典主義や、新自由主義、ケインズ主義など、経済学のお話はよく聞くけど、実際はどういうことなのかちゃんとお勉強したいと思っていました。
そこで、この本読んでみましたよ。

なかなか面白い。
気になったところ、抜粋します。
強調したいところは赤字で、自分の意見は青字で注釈します。

経済学の元祖とも言うべき人はアダムスミス(1723~1790)です
著書の「国富論」や「(神の)見えざる手」という言い回しで有名です。
古典派と呼ばれています。
アダムスミスの生きた時代は、世界の変換期で、新大陸やインドなどへ進出した時期。
この時は貿易で黒字を貯める(金銀などの貴重品で保管する)のが主流の重商主義の時代。
そこでアダムスミスは「富とは金などではなく、労働によって新たに生まれた価値-生産物によって蓄積されるものだ」と唱えた。
分業と交換による生産性向上こそ国を富ませると指摘した。
貿易ー国境を越えた分業と交換のシステムを関税をかけて邪魔するのではない。という主張。
しかしアダムスミスの時代は、まだ封建的な風土が残っており「金稼ぎなどの欲望は抑えるもの」という宗教的考えもあった。
アダムスミスは「それは違う、欲望に従った各人の利得行為こそが集まって国を富ませ、社会に最善の効率と福利をもたらすことができる」と宣言。
つまり、各人が儲けようと好きなことすれば、全体として調和が取れるて、富が増えるよってことだ。そして富が増えるってことは人々の幸せにつながる。
まさに宗教革命でプロテスタが欲張らず働くことこそ美徳という流れから⇒産業革命とき金儲けが出来る時代が来て、紙幣経済が本格的になりだした時に、生まれるべくして生まれて経済学。
お金儲けは悪いことじゃないですよ、という価値観を、キリスト教文化圏に広まるのに一役買ったような気がします。


消費者の「限界効用」(1単位ほどの消費を増やしたことで得られる紅葉の増加分)あるいは生産者の「限界収益」(1単位ほど生産を増やしたことで得られる収益の増加分)などと「限界」という概念を用いながら数学的に市場の変動を理解する。
限界革命と呼び、その理論を駆使する経済学を「新古典派」と呼ぶ。
人々が欲望を満たすためにする利益追求的行為は社会を乱れさすどころか、最大の調和と反映をもたらす。という考え方。
神の見えざる手は、数学的に証明できている。
資本主義の膨張時代に、免罪符を与えるような主義は受け入れられた。

古典主義は「労働価値説」(手を加えたら加えたほど商品の価値は上がる)という説があるが、新古典主義の場合は「限界理論」では品物を消費する値段の限界値は消費者が決めるとなっている。
要するに、生産者が王様から消費者が王様に変わった。
儲けることに、罪悪感を考えなくなり金集めに集中できるようになった、ということかな。
また、消費者が王様というのも、物を作っている方より、金持っている方が偉いという現代的な価値観になっている。
それは紙幣経済が強固になったことを証明するとともに、モノが増えて「金を出すと買える」のが通常になってきたということ。
産業革命が、先進国世界に行き届いたってことかな。


元祖ワーキングプアの誕生。
生産は増えて、社会は豊かになる、しかし富は経営者や投資家に集中する。
労働者は働けど、働けど豊かにならず、貯金もできなければ家を買うなど夢のよう(時代は200年前ですよ)
そこに現れたのがカールマルクス(1818~1883)の「資本論」
労働者は労働によって商品に価値をこめるが、その価値と同等の賃金を得ることはできない。
資本家が剰余価値を搾取するからである。
しかし、資本家は市場競争を勝ち抜くために人件費を省き効率的にしてコストを下げなければならない。
さらに搾取は増える。
我慢できなくなった労働者は「共産革命」をおこし、資本主義的私有を終わらせる、という考え。
いつの時代も貧乏人は辛いっすね(笑)
しかし200年前もワーキングプアがいたとは歴史は繰り返すというか、人類は進歩しないというか。
逆に資本主義社会の仕組みが強固だというべきか。
共産主義が人類に定着しなかったのは、皆さん知っての通り。
あ、お隣の国はまだ共産主義とか言っていますが、資本主義社会以上の格差社会ってどんな共産主義なんでしょうね?
マルクスも泉下で泣いているよ、きっと。


ケインズ革命
ジョンマイナードケインズ(1883~1946)は「雇用・利子・貨幣の一般理論」という本で古典主義、新古典主義の価値観をひっくり返す「ケインズ革命」を起こす。
1926年10/24に発生したブラックサースデーによりウォール外の株価大暴落から始まった世界恐慌。
当時の経済学は有効な手段を打てなかった。
古典派の主張は「政府は余計なことをするな。市場の調整に任せていれば経済はうまく回っていく」というもの。
市場の優れた調整能力はケインズも認めているが「じゃぁ、どれだけ待てば良いのだ?」という話。
恐慌で企業や銀行までも倒産して、失業者は街にあふれる。あと何年か待てと言われても・・・。
世界恐慌の失業者を救うべく生まれたのがケインズ主義。
ケインズの生み出した経済学は「マクロ経済学」という呼び方になります。
以前の伝統的経済学は「ミクロ経済学」ということになりますね。
ミクロ経済学とは家庭や企業などの最小の単位取る行動を見極めることで説を唱える。要するに、アダムスミスの指摘した神の見えざる手の仕事ぶりを理論的に突き詰めるのがミクロ経済。
マクロ経済学とは、国家全体の経済を動きを分析する経済学。
マクロ経済学の多くの部分がケインズとその追随者が発展させた理論によって成り立つ。
マクロ経済はケインズ、ミクロ経済はアダムスミスと二人の御大の発想や理論は現代でも脈々と引き継がれている。
ここでケインズの登場。
アダムスミスが経済学の創始者なら、ケインズは経済学の革命者というところですかね。
ケインズ前、ケインズ後、で分かれる位の仕事をしているように思えます。
ちなみにマルクスは共産主義の創始者でまた別格な気がする。
世界恐慌を何とかして解決したい、という願いから生まれたケインズ主義。
学術として生まれた古典派とは違い、目的があり、その解決手段として生まれたわけです。


マクロ経済学とミクロ経済学の違いは?
ミクロ経済学は個別の経済主体の行動-家計の消費屋企業の生産を分析の対象としてそれらの行動を社会全体で集めた結果としての総需要と総供給を考える。
これらを方程式と図解で見事に示される理論の美しさこそがミクロ経済学の真骨頂。
(基本的には何もしないで、見えざる手に任せるべし、という考え)
マクロ経済学は家計や企業の行動に関する様々な統計データをそろえそれを集計して経済全体の状態を明らかにする。個別の経済主体の合理性、効率性云々ではなく一切合切まとめた全体状況のよしあしを見極め、悪いところがあれば治療に当たる。←ここがポイント。
マクロ経済学は、経済学は理論倒れではダメで、役に立ってなんぼだ。という意識は創始者のケインズの中に色濃くある。
ちhなみにケインズの「一般論」ではアニマルスピリッツという事業家のやる気が大切だと述べている。
いろいろあるけど、最後はガッツだ、みたいな理論を超越した精神論じみた要素がケインズの創始した経済学にはスパイスのように含まれている。
どうも、著者はケインズ派びいきっぽい書き方していますね(笑)
まぁ、自分もケインズ派を勉強するつもりで読んでいるので好都合です。
一応、そのつもりで読んでください。
しかし「最後はガッツだ」とか面白いな。
しかし、ミクロ経済学者は、あくまで計算、理論を中心に経済学を考え。
マクロ経済学者は、社会に役にたてようと、研究する。
立ち位置が違うのだから意見がすれ違うのも当たり前なのかも。


マクロ経済を詳しく勉強しよう。
GDP=国内で生み出された「付加価値の合計」
GDP:国内総生産に海外からの所得の純受け取りを加えたらGNI:国内所得になる。
海外からの所得の純受け取りとは、日本人が開国で働いて受け取った収入や海外資産から受け取る利子、配当所得。
まぁ、詳しくはMGRブログさんや、ひろさんブログを確認してください。
これ以上詳しく説明できる自信はないので。
超簡単基礎理論MGRブログ
国民経済1お金の流れひろのひとりごと

さて、長くなったので、ここいらで一旦休憩、
このあとは後半に続きます(笑)
後半の読みどころは失業者解消理論、セイの法則、財政支出について、新自由主義者の誕生などです。
面白そうじゃないですか?
引っ張りますよ~(笑)

経済学って面白いね。

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