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中国 目覚めた民衆

最新の中国関係の本を読んで、今後の中国についての知識を増やしたいなぁと思っていました。
これを読んでみました。


例によって気になったところを抜粋します。
中国の二つの顔。
世界経済第二位の先進国としての顔と一人頭国民総所得世界114位の発展途上国。
上海都市部と甘粛省農村部では9倍の所得格差がある。
だからこそ、農村部の出稼ぎの安い労働力を使って「世界の工場」に成り上がったのだ。
重慶モデル、薄重慶市党書記の活躍と失脚。
「打黒」暴力団追放キャンペーン(前任者とつながりのあった暴力団を追放する)
「重慶モデル」農民に土地と引き換えに都市部の戸籍をあたえ、家賃の安い住宅と社会保障を提供しつつ外資系企業を積極的に誘致して雇用を与えることで経済を飛躍的に発展させた。
都市部と農村部の収入格差を縮める事に成功して、貧富の差を少なくする「ミニ毛沢東」と呼ばれた。
反日デモで毛沢東の肖像画が懸がられたのは、薄氏を失脚させた党中央部に対する遠まわしのイヤミでもある。

中国の経済モデルは至極単純で景気刺激策でインフレをおこし発展させる。
加熱しすぎると、引き締め、引き締めすぎるとサイド景気刺激を行う。
これによって地方の不良債権が多くなるという副作用も出てきた。
地方には地上げという錬金術がある。
土地は公有であり私有は認められていない。
国民にあるのは使用権だけで、使用権を買い上げ、土地を企業に貸出て蓄財するという錬金術。
ただ、国民に払う使用料借り上げが安価すぎるて問題になっている。
重慶モデルのほころび。景気刺激策(インフラ工事)→国民から土地を取り上げ→土地を担保に資金を調達→インフラ工事の繰り返し。負債を抱えながら開発を続けるこの経済モデルはいつか破綻する。
「中国 烏坎村事件」で検索。
中国の民衆もネットのチカラで目覚め始めている。

中国には立法府(人民代表大会)も行政府(中央人民政府=国務院)も裁判所も憲法も法律もあるが、共産党が管理しているため恣意的に運営できる。
人民代表大会は国家主席や中央軍事委員会主席(軍のTOP)を決める権限がある。
大きな権限だが、人民代表大会はすべて共産党員なので、あまり意味をなさない。
しかし、過去に天安門事件があったとき人民代が謀反を起こしそうになった。
その時は中心人物を拘束して、人民代を開催させずに謀反は不成功となる。
司法は、裁判所の費用が地方政府の金でまかなわれており党の影響力が大きい。党の判断=司法判断。
中央政治局常務委員会が党の最高指導部。TOP7とか言われる。ここにどのくらい派閥を入れるかが権力闘争になる。
最高権力者は書記長ではなく中央軍事委員会主席。軍を実質管理している。
書記長を引退しても、軍事委員会主席を引退しなければ院制が敷ける。
「人民解放軍は外敵に向けられた軍隊ではなく、国民に向けられた軍隊。共産党政権を守っている用心棒である」
太子党といっても派閥ではなく二世議員という意味合い。
団派というのは共産党の別働隊のような組織。若いうちからリクルートして育てる。
共産党は巨大な既得権益。腐敗を少なくするのは罰せなければいけないが、身内である共産党幹部を罰していけるのか?
今後の政権運営は、非常に難しい。
ネット上で署名を集めた08憲章
・一党独裁の特権廃止、軍の国有化、土地の私有化、全国民に社会保障を。ノーベル平和賞を受賞した劉暁波が発起人の一人。
今後の中国。
ソフトランディング。独裁体制に終止符をうち、民主化を進める。中国の憲法を遵守することにすればよい。
ハードランディング。独裁体制を続けると組織的に反抗する勢力が出てきて革命が起きるかもしれない。
部分的な行政改革。行政のムダを省く、役人の腐敗を無くす」など行政改革を続けながら一党独裁を続ける。いつか無理が来ると思われる。
日本が中国をよく理解していないように、中国も日本を理解してない。
尖閣問題は胡錦涛が野田首相に国有化しないように要求した2日後に国有化した。
メンツを潰されたというが、日本にはそんな意図はなかった。
しかし中国側は日本は中国を挑発するために、国有化をしたと勘ぐっている。
理解ができていない両国だから問題点がわからず大きくなりやすい。
フランスドイツモデルに学ぶ。
EUのルーツが欧州石炭鉄鋼共同体にある。
フランスとドイツが制限により争った歴史を反省して資源を共同開発いしたことでナショナリズムを抑えた。
アメリカは「日中は本当に和解しても大規模な戦争になっても国益を損なう」という立場で付き合っている。

なんかすごい勉強になった。
しかし、バブルを起こさせないように経済を発展させつつ、地方の財政赤字を増加させないように管理しつつ地方と都市部の収入格差を広げずに、共産党幹部の腐敗と不正を抑えながら政権運営していく。
それってクリア不可能なミッションだろ
まあ、やるしかないからやるんだろうけど。
できるだけ早く民主化してもらいたい。
立法府も行政府も司法も憲法もあるんだから。
『民主化します、選挙を行います、法律も守ります』というだけで民主化出来る状態なんじゃない?
あとは国民が共産党を追い詰めるだけだろ。
頑張って欲しいですなぁ。
民主化して価値観を近くしないと、資源の共同開発とか夢のまた夢だ。
尖閣について話し合いたいなら、民主化してからだな。
話はそこからだ(笑)

まぁ、著者も書いているように中国は共産党が一党独裁しているが民意は見えにくい。我々が見ているのは常に「党意」であり民意ではない。
中国とうまく付き合うには、中国を知り尽くす必要がある。
これに尽きるんでしょうね。
中国に対する知識を深めつつ、民意を意識ながら、共産党に対するカウンターインテリジェンスを仕掛けていく。
仲良くしていくべき国ではない。
経済的関係は続けながらも、潜在的敵国として注意深く付き合う必要がある。

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No title

国交断絶の方がいいです。

No title

名無しさん、コメントありがとう。
国交断絶、憧れますね。
それができたら、どんなに日本人はスッキリした開放感を味わうのだろう。
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