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検証 尖閣問題

孫崎享(笑)
いや、もちろん中国寄りの人物ということは知っていますが、いろんな本を読むことで広い知識となると思うんです。
嫌いな人が書いた本、どうなんでしょうか?
と思って読んだけど、意外と面白かった。


孫崎氏の、持論は基本「ウィンウィンの関係になるためには棚上げ論が望ましい」ですね。
その根拠はポツダム宣言、カイロ宣言、サンフランシスコ条約に照らし合わせると、必ずしも日本の主張が正しいとは言えない。というもの。
相変わらずです(笑)
ポツダム宣言。
①カイロ宣言は履行する
②日本が問題なく主権を及ぼすのは、本州、北海道、九州、四国である。
③そのほかは連合国が決めるものとなっている。
そしてカイロ宣言
満州、台湾及膨湖島のごとき日本国が清国より盗取したる一切の地域を中華民国に変換すること
サンフランシスコ条約
日本国は台湾及び膨湖諸島に対する全ての権利、権限及び請求権を放棄する
これらの条約関係をしっかりと踏まえたうえで理論を展開していく必要があるそうです。
その他は連合国が決める、ということでその後返還された沖縄は日本のもの。
そして、尖閣は沖縄のものだから、尖閣諸島は日本のものと思うんだけどね。
孫崎氏は、尖閣諸島が台湾のものなのか、沖縄のものなのかで議論が分かれるという判断です。
たしかに、その理論に関しては一理はあるかもしれない。
それは台湾の人目線で考えればの話。
結局、日本人の忖度外交(気を遣い、相手をおもねる外交)の体現者なのだ。
多くの論客は台湾人が尖閣を主張する理由を知っていても「尖閣は日本のもの」と言うことが必要なんだと判断しているんだけどね。
日本人目線で考えてみると、明らかに日本の領土ということがよくわかるんだけどね。

この本の面白いところは、孫崎氏の理論展開(ほとんどクソ)より、討論が面白かった
『棚上げによる解決は可能か』という小寺彰氏と天児慧氏との対談が面白かった。
この対談では、先ほどの孫崎理論とともに、1895年に日本が閣議決定した「尖閣諸島は無主地であり、日本の領有権を設定する。」という専有についての理論です。
二人は有効と考えていますが、孫崎は中国(清国)はその時そんな事に口出せる状態ではなかったので、占有権は認められないと言っています。
だからなぜに中国目線なんだろう?
しばらく孫崎が結構二人に言い詰められるのが楽しかった(笑)
共産主義の中国にとっては、国有化というのが認められない。
棚上げ論は二つの種類がある。
領土問題があるけれど、その領土問題を棚上げしようという中国論。
尖閣諸島は日本のものだ、しかしこの問題について議論するのはやめようという日本論。
後者に関しては、検討する価値はあるかもしれない。
「尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも日本の領土だ。しかし中国とのパートナーシップを勘案すると、領土問題そのものを棚上げすることが望ましい」
これならいいかもしれない。
そして日本は再軍備を強化して、核保有の議論を活発にする。
中国共産党の弱体化を待つ、という手はあるのでは?
棚上げ論に戻れと孫崎はさかんに言っています。
天児さんの日中問題ではなく台湾もいれた問題にするべきという論は良かった。
台湾を相手にしないと、台湾も中国と手を組まざる得なくなり不利になるというのはたしかにその通り。
台湾は価値観を同一にできると思うので、ちゃんと漁業権に関しては議論するべきとおもう。
日本と台湾が仲良くなると困る国はどこか?ということを考えよう。

次の対談は『外交力が試される』という、石川好、宋文州との対談。
この対談で一番面白かったのは、日本政治の失敗という項目。
胡錦涛と野田総理が会うとき、中国側は、胡錦涛の要求に野田がうなづくように根回しをしたつもりだった。
しかし、日本側には伝わっていなくて、野田は教えられた言葉をいったのみ。
胡錦涛は「話が違う。メンツが潰された」と怒ったという話。
誰かが胡錦涛か野田総理に嘘を伝えたという事。
日本と中国の領土争いを激化を望んでいる組織があるのは頷ける。
二年前の民主党時代の中国船長逮捕は、民主党が未熟だった。
大臣に話をあげたら「「逮捕だ」中国大使が会おうとしても「逮捕だから」で話がでかくなった。
外務省の話も民主党は「政治主導だから」であまり聞かない。
本当にまともに政治も出来ないくせに、変なことはやりたがる。
民主党によって国益がどのくらい損なわれたのか。
漁船に乗っているのは酔っ払い船長で、中国軍部などではない。
棚上げ論は、中国の毛沢東や「周恩来など独裁が強い指導者だから出来た、今の指導部では難しい。
宮沢談話、村山談話、河野談話などを見直すと、中国も国交正常化を見直す、戦時賠償も要求するかもしれない。
日中が喧嘩すると、ロシア、アメリカ、EUが喜ぶだけ。
それはその通りなんだが。
日中を友好するために、日本が忖度するのは間違いの元。
しばらくは、喧嘩もいいと思う。
中国に一歩も引かない姿をアメリカ、台湾、ASEAN、インドに見せつけよう。
「日本の外交、侮りがたし」と思わせるのは国益だ。
日本の夏の参議院選が終わり、中国のキンペーちゃん体制も整っているだろうからそれからゆるゆる話し合えばい。
自民党の支持率が高ければ、結構外交でも強気で話ができると思う。

国境問題を解決する道はどこになるか。岩下明裕、羽場久美子、孫崎享。
19世紀にヨーロッパでは固有の領土と言い出したら、戦争になっていた。
領土問題、ゼロサムゲームでは、とった取られたでおしまいではなく、そこから次の戦争が始まる。
棚上げ、国境線の凍結、ヘルシンキ宣言で言われたステイタスクフォー(現状維持)こそが戦争状態を凍結できる。
1950年に欧州石炭鉄鋼共同体が提唱されて、1975年全欧安全保障協力会議で国境線の凍結まで四半世紀かかっている。
ドイツは屈辱を受けて、自分を抑えてステイタスクフォーを認めた、それによりヨーロッパのリーダーシップを獲得した。
ヨーロッパも南の方は、まだ平和ではないところがある。
ヨーロッパ、中ロ、中印では戦争はもう懲り懲りと思っているところが有り平和になってきた。
東南アジアではヨーロッパのように共同体を作る作業が行われている。ASEAN。
東アジアで行われなかったのが、共産圏が多かったので日本が共産圏に取り込まれないように危惧した組織がある。
ASEAN+3(日中韓)はアメリカに並ぶ。
東アジアの平和はアメリカの支配の一端を崩してしまう。
日本がアメリカに忠誠を誓えば誓うほどアメリカの日本の評価は過小評価になっていく。

確かにその通りなんだよなぁ。
こいつ俺の言うこと聞くから、とりあえず脅しとけ。というのが国際社会の本音と思う。
何するか判らない狂犬。と思わせることで国際社会で悪い意味での影響を持っている北朝鮮。
あんなクズ国家を例にあげるのは嫌だけど、いい子ちゃんでは国際社会で不利益になるのは確実と思う
「この国とは仲良くしたほうが利益になるな」と思わせることは日本にできるはず。
仲良くしたほうが利益になるな、だから反日ダニとか理論がおかしいkの国は例外である。

戦後アメリカと結んでいれば発展できた日本。そのせいで日本は世界の中で戦力的に考える官僚や政治家が少くなった。これからもアメリカと結んでいれば発展できるという世界ではない。
日米の輸出額は15.4%に対して中国韓国台湾香港は39.5%と経済的には圧倒的に東アジアが重要になってきている。
ドクター(博士号)やマスター(修士号)を持っている指導層を作りシンクタンクを充実させることが必要。

結論:孫崎享は自分は国賊とは思わないけど、国賊と言われても仕方ない論理を論じている。
いわゆる典型的自虐史観のお年寄りだ。
そこに中国との付き合いがあるので余計に中国寄りになったという感じかなぁ。
でも、たまには中国寄りの意見も読み込んで比較対照するのも楽しかったです。
孫崎意見はともかくとして、対談は全て面白い為になる話だった。
お勧めです。

そして尖閣問題に関しての自分の意見。
領土問題は解決できない問題だ。
解決できないよう希望している組織が多いのでは。
解決できないのならば、棚上げが望ましい。
しかし、中国の意見に従って棚上げするのではなく、日本の意見で棚上げすべき。
尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも日本の領土だ。しかし中国とのパートナーシップを勘案すると、領土問題そのものを棚上げすることが望ましい」
「 尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも日本の領土だ。中国が領有権を主張するならば、どうして国際司法裁判所への共同提訴を言ってこないのだ。」
「国際社会で孤立するような領土拡張主義は世界が感じている。中国共産党は中国国民に意見を聞くべきだ」

中国が嫌がる事をネチネチ繰り返して「ぐぬぬ」と思わせてから、棚上げを提案すべき。
そのあとは、日本は軍備を強化して、核保有の議論を活発にする。中国共産党の弱体化を待つで良いのでは。
専有していた状態に加えて国有化でさらに日本が有利になっている。
ここで棚上げが成功させると、日本の外交的勝利を国際社会に訴えれる。
尖閣が紛争地帯と国際社会に訴えられた事は残念だが棚上げを提案することによって「さすが日本だ、平和的な解決方法を望んでいる」と思わせれる事は国益に適う。
このままずっと、尖閣で緊張状態が続くと、間違いが起きないとも限らない。
それが一番国益を損ねることだと思う。

孫崎享、国賊と言われても仕方ない。という人はクリック。

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