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リフレ派の俺が新自由主義者の書いた本を読んでみたら。

リフレ派の俺が新自由主義者の書いた本を読んでみたら。
内容はタイトルそのまんまです。
読んだ本は「為替の誤解 上野秦也著」です。

エコノミストランキングでは2002年から6年年連続で1位を獲得した人だそうです。
実は、三橋貴明VS池田信夫を考えていたのですが、池田信夫氏の適当な著書が見当たりませんでした。
↓↓ちなみに三橋貴明VS竹中平蔵の記事ははこちらをどうぞ。
三橋貴明VS竹中平蔵
仕方なく、といえば失礼ですが、池田信夫氏が推薦していたので当著を読んでみました。

長くなりますが、最後までお付き合いください。
黒字が本の内容、赤字は自分の書き込みです。

まず著者は、円高の理由はデフレとは考えず少子化、高齢化で日本の実体経済が弱くなっていて国内需要が落ちていることを上げています。
円高の理由は欧州金融危機などによる」「リスクオフ」が原因。
リスクオフとは、運用のリスクを出来るだけ回避しようとする傾向。
逆にリスクオンとは、積極的運用をしたい状況。
リスクオフはチキン状態でリスクオンはイケイケドンドンって事ね。
8年9月に発生したリーマンショックで世界同時不況となった。各国は財政政策と金融政策を大規模動員して回復するに見えた。
しかし、その後のギリシャの財政危機によりユーロ危機となって、今はリスクオフ状態。
比較的安全な「円」が買われて円高状態となっている(デフレで金利上昇が少なく日本国債は儲けるためでなく、寝かしておくための金融商品として買われている)
今まで日銀は為替介入を行ってきたが、効果は限定的であった。世界市場である為替相場に一国の介入で操作しようとしても効果は暫定的でしかない。
スイスは無制限介入しているが、スイスフランの規模は小さく日本円を同じように考えてはいけない。
銀行券(円)の信任はプラスティックの棒のようなもので、ある程度は曲がって耐えるが、無理に力を加えたらポッキリ折れてしまうので、政府はあまり無理な金融緩和の注文はすべきではない。
紙幣を刷っても使い道がない。
マネタリーベースを増やせば円安になるという意見には反対。マネタリーベースを増やしても、当座預金残高が増えるだけで市場に流通しない。民間銀行が活発に行っている外国債の投資は外貨調達外貨運用なので円売りは発生しないからだ(円安にならない)
日銀がお金を刷って当座預金残高を増やそうとしても金融機関からの実際の応礼額が達しなく札割れが発生する。
それを防ぐには、余剰資金を多めに抱えようとする状況が必要である(リーマンショックによる資金繰りの不安や、東日本大震災の時の手持ちの現金不安など)
ここでおかしいのは、日銀による金融緩和の話しかしていないことである。
銀行にお金がだぶついているのは分かっているので、大幅な財政支出(国土強靭化による公共投資)などを行い、景気刺激をして設備投資を促し、企業に金を貸し出す事を行えば、当座預金残高は減り始まる。そこで金利を上乗せした国債を発行すると、当座預金は補充され、さらに企業に貸し出ししやすくなる。
設備投資により企業にお金が回れば、労働者にもお金が回り始め、労働者は消費者でもあるので、消費が上向き、企業の景気も良くなり、良循環となって景気が良くなっていく。
要は、お金を循環しやすい環境を作る事で、銀行に眠っているお金を労働者(消費者)に薄く広く回すことで、経済を良くしようという事。
日銀の責任は大きいが、日銀だけで何とかしろと言っているわけではないのだ。


円安になると日本経済は復活するか?
円安になると輸出産業が息を吹き返し、日本経済は復活するというが、そううまい話はない。円安には「悪い円安」があり日銀の信任が低下した場合(円が暴落する可能性)は悪い円安になる。今の日本経済や社会は劣化が激しく(GDPの低下や社会保障の増大など)この状態で行き過ぎた金融緩和を行うと日銀の信用が毀損され、通貨が暴落する。
一理ある。
世界が日本をどう見ているかが重要で、日本だけが日本経済は大丈夫ですよ、と言っても意味はない。
しかし、そのために増税の準備があり、イザとなったら増税できますよと国際社会にアピールしているのだ。
それに、GDPが増えて税収が上がると、世界も安心して日本円の信用は増えるだろう。そもそも、世界最大の対外純資産を持つ日本はお金持ちで世界から羨ましがられている。
過信は禁物だが、安全運転ばかりでは何も変わらない。
GDPの増大を行うために日銀の大幅な金融緩和が必要で、景気が良くなれば税収も増えて、社会保障の増大もカバーできる。景気が良くなると増税にも耐えられる体力がつく。


経済成長すれば増税は必要ない?
経済成長すれば増税は必要ないという意見があるが、理論的には正しいが、現実的には夢物語である。日本は生産年齢の絶対数が減りつづけており企業は新陳代謝が極めて不活発だ。いまだに護送船団方式のように過剰供給の構造を温存している。欧米は高齢化でも移民を受け入れる解決策があるし、企業秩序の新陳代謝も極めて活発だ。実物経済における需要と供給のバランスの悪さを放置したまま、筋の悪いインフレ期待を起物価を持ち上げようとすると経済に大きな歪を生じる。
日本のモノ作りも捨てたものではない
日本の先端技術は日本が世界と戦うために残された数少ない武器になる。
日本の旅館などのサービスは優秀で観光客などをもっと多く招くべき。
円高の今こそ海外の優秀な人材をスカウトするべき。外国人が多く集まれば、~タウンなどが出来るようになりインフラの拡充という需要も発生し経済が活発になる。オーストラリアや米国が成功例である。
日本は生産年齢の少子高齢化は進んでいるが、それはデフレにより国民の所得が減り「安心して子供を産めない」環境にあるからだ。
結婚したい若者、子供を持ちたい若者はたくさんいる。
デフレ脱却して雇用が増えれば、育児施設の増設を行い女性の雇用を増やしつつ、労働人口の増加を行う。
年金受取の利率を後期にすれば高利率にする制度を拡大し、年配者の雇用を増やしつつ、社会保障の増加を防ぐ。
中小企業の熟練者の「匠の技」を受けつぐような雇用補助をもっと増やすべきだ。若者の雇用も守れるし、熟練の技術の損失も無くなる(テレビ東京のの和風総本家ファンです)
外国などでも日本文化の憧れが高まっている今こそ円安になれば、日本文化の伝統工芸である「和風製品」での勝負も出来る。フランスじゃ、日本ブームらしいよ。
これこそ付加価値を生かした競争力の増加と思うんだけどね。
島国の日本に移民の文化は無く、日本語の習熟は難しい。
一時、タイからの看護師受け入れを勧めたが、定着しなかったのが良い証左だ。
移民については欧州でも問題になっており、日本が真似する必要はどこにもない。


他にもいろいろ書いていますが、あまり気になるないようでなかったので省略します。
とりあえず、アメリカはQE3は行わないと判断していましたが、まるっきり行われており、著者は赤っ恥をかいているでしょう。
他にも、ユーロは意外と強く、ギリシャは離脱しない。
中国は短期的には問題ないが、中期的にはリスクが増えるなどが書いていました。
そんなの予想とも言えないよ。

結論
リフレ論を否定する人は、なぜ日銀を擁護するのか分からない。
また、リフレ論を否定するひとは、決まって金融緩和についてのみ言及しており、財政支出による景気刺激策を考えない。
必ず規制緩和により競争力を増やせ、というのだ。
競争力を増やす財政支出が無いと決めているのはなぜだろう。
また、インフレのメンテで公共事業の必要性は不可欠なのに、リフレ論反対派はその事についても書いている人はいない。
新自由主義を広めないと困る人が沢山いるらしい。
ユーロやドルが増えているのに日本円を増やさないのが円高の主な理由と思うんだけど。
政府がきちんと「デフレ脱却のために財政支出して、景気刺激する。だから金融緩和して市場にお金を流せ」と命令すべきと思うんだけどね。
しかし、これでダメだったら日本が滅ぶ可能性もある。
しかし、グダグダ20年もデフレを続けてきて、この先さらに10年も続いたら本当に厳しい状況になるからね。
理論的にあっている政策を「危険だ」と言ってまごまごしていたら、あっという間に10年なんか過ぎてしまう。
遭難したとき「この山を超えたら街が見えるはず」と思っいるのに立ち止まっているわけにはいかないのだ。
選挙後の正しい経済政策を行う政権に期待しましょう。

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